【長ーい夏休み、どう過ごす?】 サマーコースという選択肢

 

こんにちは。しおりです。

9月も下旬、ハリファックスは朝は10℃くらいの日も出てきました。すっかり秋です。


私たち大学生は、5月から8月の実に4ヶ月の夏休みを終えて新学期が始まり、新しいスケジュールにようやく慣れてきたところです。


え、夏休み4ヶ月もあるの?長くない?って? 

そうなんです、4ヶ月もあるんです。

休みすぎだよーって言わないでください笑

カナダの大学生はこの4ヶ月をみんなそれぞれ有意義に過ごしていますよ!笑

例えば、

夏の間だけのインターンやCo-op(インターンして単位をもらえるプログラム)、サマーコース、バイト、ボランティア、あとはもちろん遊びに行ったり!

そして、この記事で特に触れたいのはサマーコース。夏休みの間に開講されている授業のことで、短いものだと3週間、長くても1ヶ月半くらいで3単位(通常の学期の1コースと同じ)もらえます。

その代わり3週間のものだと毎日朝から夕方まで詰め詰めのスケジュールです。

内容は秋・冬学期と同じものもあれば、サマーコースにしかない授業もあります。

中でもダルハウジーには、SEASIDEコースと呼ばれる、主に海洋生物学(と海洋学)のサマーコースがあって、フィールドワークが豊富で面白そうなのがたくさんあるんです。


私は今年、このSEASIDEから1つと統計学(オンライン)のサマーコースを取りました。


私の取ったSEASIDEは、Diversity of Algae といって、3週間ひたすら藻類(主に海藻)のことを学ぶ授業です笑

中学、高校、大学と生物を勉強していても、藻類のことってなかなか出てこないんですよね。特に日本人としては普段食べ物として親しんでいるのに知らないことが多くてとても面白かったです。(カナダの人は海藻をあまり食べないので、いろいろ聞かれました笑 海藻サラダとか衝撃らしくて、なにドレッシングかけるの?って興味津々でした笑 どんなドレッシングでも美味しいよって言っておきました。)

 フィールドワークも3-4回あって、ノバスコシアのいろんな海辺にいって海藻を集めて、それを分類学の本を用いて種類を特定したりもしました。楽しかった!


フィールドワークに行ったビーチ


Ascophyllum  nodosum という名のこの子、ノバスコシアの潮間帯にめっちゃいます。



この授業を通して感じた、短期集中型のサマーコースのメリットとデメリットを挙げると、


メリット

3週間ずーっと毎日同じメンバーで勉強するので仲のいい友達ができること。

フィールドワークにたくさん行けること。

授業が毎日ある分、記憶に定着しやすいこと。


デメリット

テストの間隔が短い!

3週間しかないのに中間テストが2周目の週末に、期末テストとラボテストが3週間の週末に、とフルコースだったので大変でした。この手の授業は暗記がかなり多くて暗記が苦手な身としては、自分の脳の限界を感じましたね😂


もうひとつのサマーコースは統計学の授業をオンラインで、日本に帰国中に取りました。

こちらは1ヶ月半あったので、スケジュールにはかなり余裕がありました。1週間ごとに授業の動画と課題が出されて、自分の好きなときに進めていくスタイルです。1週間の勉強時間は動画を見ている時間を含めて大体8時間くらい。最後のテストだけ、対面だったので8月末にカナダに戻ってテストを受けました。

特にグループワークなとがあるような授業ではないので、オンラインで夏休みの間に受けられるのは、とても良かったです。夏休みの間に取っておくことで、今後の秋冬学期に少し余裕が出るのでおすすめです。


総じて、サマーコースはかなり良かったです。楽しいし、今後のスケジュールにも少し余裕ができるし…来年もまたSEASIDEいくつか取りたいなと思っています。サメの授業とかあるんですよ。気になる。

それから何より、ハリファックスって夏が1番いい時期なんです。お天気もいいし、日本ほど暑くなくて湿度も控えめだし、過ごしやすいんです。(日差しはとっても強いですが…)来年は、もう少しハリファックスの夏を満喫したいなー。


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